HOME >> 高齢出産のリスク
高齢出産はなぜリスクが大きいのでしょうか?それは卵子の老朽化が関係しています。加齢の為機能がどんどん失われていく卵子では着床する可能性は愚か正常に機能するかどうかの保証も無いのです。これにより胎児や母体に何かしらの影響(リスク)を抱える可能性が高くなるのです。
個人差があり高齢出産の女性が全てのリスクを負う訳では無い事を忘れないで下さい。強い気持ちを持って高齢出産に望めば例えリスクがあったとしても乗り越えられるはずです。お母さん一人ではなく赤ちゃんも一緒に頑張っている事を忘れないで強い気持ちを持って高齢出産に望みましょう。
高齢出産では流産する確率が高くなると言われています。
流産とは妊娠22週未満でお母さんのお腹の中から赤ちゃんが何らかの理由で居なくなる事を言います。統計によると高齢出産である40歳以上の妊娠になると流産率は20歳代の妊娠に比べ2倍〜3倍になると言われています。
授かった命が自分のお腹の中で亡くなってしまう事…とても耐え難い事です。今は医療が発達して来ている為しっかりと受診していれば流産を防げる可能性があります。妊娠は病気では無いけれど特に高齢出産の方は少しでもおかしいと思ったら受診するよう心がけて下さい。大切な命救えるのはお母さんしかいないのですから。
高齢出産のお産は難産になる可能性が高いと言われています。
女性の体は加齢とともにだんだん産道が硬くなってきたり、子宮口が硬く開きにくくなったりします。その為出産にかかる時間が長引き難産になる可能性があるのです。
全てのママが難産になると言う訳ではなく個人差があると言う事を忘れないで下さい。気負いして余計なストレスをためない様少しでも安産に出来るよう自分の体を労わってあげて下さい。元気な赤ちゃんを産むためにはお母さんの頑張りが一番大切なんです。赤ちゃんも頑張っている事を忘れずにお母さんも頑張りましょう。
高齢出産を望む女性は不妊に陥る可能性高い事があげられます。
原因としては性生活の回数減少と卵子の老朽化です。結婚して何年も経過すると寂しいかな夫婦での性生活は減っていきます。中にはそうとは限らないご夫婦もおいででしょうが一般的には回数現象傾向にあると言われています。そしてそこに女性の生殖器の衰えと男性の生殖器の衰えも重なる訳ですから高齢出産を望んだとしても妊娠しにくいと言われるのも納得出来ます。
本気で高齢出産を望むのであれば夫婦で支えあい乗り越えていくことが大切です。
高齢出産では胎児が染色体異常で誕生することが多くあります。染色体異常とは一体何のでしょうか。
人間の染色体は通常遺伝情報の常染色体と性別を決定する性染色体23組46本から出来ており、染色体異常とはこの染色体の数や構造が何らかの原因で変化することをいいます。
高齢出産で起こる染色体異常では胎児がダウン症などの障害を持って生まれる可能性が高くなります。しかし今は胎児の染色体異常を出産前の検査で判断出来るようになっています。高齢出産では胎児が染色体異常で誕生する例が多い為一回検査を受けてみる事をお薦めします。
高齢出産後抜け毛が多くなり脱毛に悩まされるお母さんが多いようです。
これは出産後脱毛と呼ばれ妊娠中に抜けるべきである髪の毛がホルモンバランスの影響で抜けずにストックされ出産後ホルモンバランスが回復すると一斉に髪の毛が抜け始める状態を言います。
殆どの方は高齢出産後の育児の忙しさに気をとられ脱毛に気が付かないうちに殆どの方は自然治癒します。高齢出産では特にホルモンバランスが崩れがちになります。高齢出産後育児に追われる忙しい中でもバランスの摂れた食事に気を配りストレスを溜めない毎日を送る様気をつけましょう。
高齢出産では帝王切開で出産する確率が多いようです。
理由の一つとして産道の問題があげられます。高齢出産者の多くは産道が硬く経膣分娩(自然分娩)では難産になる恐れがありその為鉗子分娩(鉗子(かんし)とは、金属制のへらを2枚組み合わせたもので胎児の頭を両側からはさんで引きだす出産)や吸引分娩(吸引カップの陰圧で胎児の頭を吸着し、それを引っぱって胎児が出てくるのを助ける処置)に至る場合が出てきます。
難産になると母体は勿論胎児にとっても負担です。この負担を取り除く為高齢出産の方には帝王切開での出産を進めているのです。自然に出産したいと思う気持ちはよく分かりますが自ら危険な道を選ぶ事はありません。赤ちゃんだって苦しいのは嫌なはずですし苦しい思いをしているお母さんを見るのも嫌でしょう。勿論個人差があり全ての高齢出産の方が当てはまる訳ではありません。しっかりお医者さんと相談し少しでもリスクを負わない出産に出来るよう考えて行きましょう。
高齢出産の妊婦さんに多く見られるのは妊娠中毒症です。
妊娠中毒症とはむくみ・蛋白尿・高血圧などのいずれか一つでも診断されるとそう呼ばれます。中でも高齢出産者が高血圧になる可能性は20歳代の妊娠にくらべ約2倍になると言われています。高齢出産者の臓器は加齢に伴い機能は低下する傾向にあると言われております。そこに妊娠と言う生体の変化が起こる訳ですから妊娠中毒症が多くなる理由も分かります。対応策としては日々の受診は勿論の事妊娠中は臓器に負荷をかけないように塩分摂取を制限し安静に過ごし低タンパクの食事を心掛ける事です。
高齢出産者の妊娠中毒症は妊婦さんの努力で改善できます。重度の妊娠中毒症になると帝王切開に繋がる要因となります。出来るだけ自然分娩で出産出来るよう体を大切にし無理の無い毎日を過ごしましょう。
高齢出産のリスクとして妊娠率の低下が挙げられます。
女性の卵子は加齢とともに老朽化し精子が着床しにくくなると言われています。同じ年の夫婦を仮定してみると女性の生殖器が老朽化すると言うことは男性の生殖器も同時に老朽化していると言う事です。老朽化した卵子に老朽化した精子が着床する可能性を考えてみると確率はそう高くは無いのが現実でしょう。こればかりは授かりものと言うより他ありません。
一つの改善策としては出来る限り男性の精子を新しくしておく事が大切だと言われています。古い精子ですとやはり元気が無い様子。毎日とは言いませんが日々新しい精子を卵子に届けてあげる努力をしましょう。
妊娠と言う神秘的体験にも期限がある事を頭に入れ子供が欲しいと言う気持ちを強く持ち高齢出産に向け夫婦一丸となって頑張りましょう。
死産とは妊娠満12週以降の出産において生まれてきた赤ちゃんに心拍、運動、呼吸のいずれも認められない場合をいいます。
原因としては数え切れないほどの要因がありますがその中に高齢出産が抱えるリスクである難産が一つの原因と考えられています。
死産…本当に悲しいです。お母さんは妊娠中自分が予防すれば死産を回避できる事はしっかりクリアしておき後は運命を信じましょう。
妊娠中毒症と並んで妊娠中に注意しなければならない症状に貧血があります。
元々女性は月経の為比較的貧血気味の方が多いと言われています。お母さんが貧血だからといってお腹の赤ちゃんに直接的な影響は無いと言われていますが重度になると話は別です。貧血を起こし突然倒れたりなどすると流産を引き起こしかねません。特に高齢出産のお母さんは加齢による腎機能の低下や仕事の忙しさから栄養が偏りがちになり貧血を起こしやすくなります。きちんとした食生活をし元気一杯仕事にも妊娠にも取り組んでいけるように気をつけましょう。