HOME >> 高齢出産と流産
高齢出産で流産する原因として卵子の老化による卵巣の異常、胎児の染色体異常、お母さんの感染症や疾患などの理由が殆どだと言われています。老化した卵子では胎児を「トツキトウカ」お腹の中で守りきる事が難しいのです。
自覚できる症状としては出血です。少量の出血が持続する場合や突然の大量出血と共に子宮内の内容物が排出してしまうなどの症状で気が付く事が多いようです。お腹のちょっとした痛みも流産警告の場合があります。自己で判断せず少しでも何か異変に気が付いた時は迷わずにすぐ医者にかかるようにしましょう。大切な命助けてあげられるのはお母さんなのですから。
「流産している」と言う診断はどの様に下されるのでしょうか。
流産は妊娠の診断(産婦人科での受診や妊娠検査薬での判断)がついてから3週間経過しても赤ちゃんが育っていると見とめられない場合流産と診断されます。これは本人に自覚症状があるなしにかかわらずです。
高齢出産の多くの女性は手に職を持ちバリバリに働いている事が多く忙しさに追われ妊娠に気が付かず無理をして流産する場合やむしろ妊娠に気が付いていても忙しさを理由に無理をし自分から流産を引き起こす場合が殆どなのです。これは言ってどうにかなる問題ではありませんが高齢出産を計画している女性は忙しい中でも自分の体の異変をしっかり見つめお腹の中に宿る小さな命の尊さを知る事が大切なのです。お母さんの過失で赤ちゃんが流れてしまうと言うことは絶対にあってはなりません。
皆さんは妊娠しているかな?と思った時どうしますか?殆どの方は薬局で売っている妊娠検査薬か産婦人科で受診されるはずです。
現在の妊娠検査薬はおよそ妊娠4週(排卵2週間後)から診断可能で検査で陽性がでた場合は既に妊娠4週目と言う事になります。高齢出産の方は妊娠初期に流産率が最も高いのでもし自分で妊娠検査薬を買っで陽性反応が出た場合すぐ産婦人科で受診をし準備をしていかねばなりません。
赤ちゃんの命はお母さんが守るのです。高齢出産では自己流は必要ありませんので勝手に判断せず産婦人科でしっかり診て貰い出来る限り流産を防げる様にして行きましょう。
流産の原因は殆どが染色体の異常であるとお話ししましたが食い止めるには染色体異常を防ぐ葉酸を必要量取ることがいいとされている。高齢出産の方にはリスクの軽減にもつながり体にも良いとされる食品でフルーツ類に多く含まれると先にもお話ししました。人工甘味料、添加物、遺伝子操作食物などを控え高齢出産を希望するキャリアウーマンの方は常に流産を防ぐため葉酸を多く摂取するよう心がけましょう。
進行流産とは今現在流産が進行している状態を言います。
進行流産の多くは高齢出産のキャリアウーマンで働くお母さんに多く見られ忙しさに気をとられていて切迫流産の症状に気が付かず、規則的な強い腹痛と大量の出血があって初めて流産だと言う事を認識するのです。
切迫流産が進んだ進行流産では出産でも無いのに子宮口が開き胎児が押し出される状態で殆どは食い止める事が出来ません。
気が付いていれば…と思っても悔やみきれません。赤ちゃんはお母さんが気が付いてあげなければ生きていけないのです。忙しい中でも自分の中で生きる赤ちゃんの事を忘れずにいてください。
高齢出産者に一番多く見られるのは本人のが症状のないままの自然流産です。自然流産は全くとして本人に自覚症状が無い為検診に行って始めて知らされるパターンが多いのです。
流産の殆どは妊娠初期の妊娠12週未満に起こりこれを初期流産と呼びます。正常な卵子と正常な精子が受精しその後の発育も正常…すなわち全てが正常に進む事で妊娠出来るのです。この過程の中のどこかに異常が発生した場合例え卵子に精子が着床したとしても残念ながらどんな治療を行っても発育はせず結局は流産してしまうのです。
高齢出産では特に妊娠初期の生活に注意しましょう。老朽化した卵子はただでも機能を失っているのですから安静に生活し出来ればマメに産婦人科に出かけるようにしましょう。自然流産は事前に防げるものでは有りませんが諦めずにお医者様に相談しながら出来る事はして行きましょう。
切迫流産とは胎児が居なくなってしまう流産とは違います。表現的には流産しかけている状態と言ったほうが正しいかと思います。
妊娠初期に多く診られる症状で微量から大量の出血を伴います。この出血は胎児からのものではなく胎盤形成に伴う出血です。原因は子宮の異常や受精時での異常と言われていますので高齢出産では特に切迫流産に注意しましょう。高齢出産は加齢とともに子宮も衰えていっているのですから子宮が不安定な状態に有る事は常に心に留めて置いてください。
切迫流産は初期の段階であれば治療してそのまま妊娠期を続ける事が出来ます。切迫流産と診断された場合とにかく安静にしていましょう。高齢出産の方は子宮が老朽化しているので特に不安定な妊娠初期にはちょっとした異変にも気を配る様にし流産を防ぐよう努力しましょう。
流産でも最も残酷でお母さん自信が受け入れ難い流産があります。それを稽留流産と言います。
稽留流産は母体に何の兆候もなく起こる流産で赤ちゃんは死んでしまっているのに子宮の中にとどまっている状態をいいます。ほおって置くと進行流産になり大量の出血を引き起こす原因となり母体は危険な状態になります。もし稽留流産と診断された場合子宮の中の赤ちゃんの組織を取り除く手術が必要になります。状態によって様々ですが短時間で済む手術です。
高齢出産では母体が老朽している為赤ちゃんを宿し育てる事は非常に難しい事です。やっとの思いで子供を授かることの多い高齢出産だからこそ育んだ命の重さは人一倍大切に尊いと感じます。その為ショックは大きいはずです。高齢出産の方には本当に耐え難い流産です。でも決してお母さん自信を責めないで下さい。ちょっとの間でもお母さんと一緒に過ごせた赤ちゃんは幸せだったと思いますよ。
進行流産後赤ちゃんと組織がすべて子宮からはがれ血の塊となって流れてしまう事を完全流産と言い、残ってしまう事を不全流産と言います。完全流産の場合は薬などの服用で回復しますが不完全流産の場合は子宮内容除去術が必要になります。
高齢出産者に多い流産ですがもしお母さんの知識と認識次第では結果は大分違ってきます。仕事が忙しいなどの理由は理由になりません。しっかり知識をつけおかしいな??と思ったらすぐにお医者様に掛かりましょう。高齢で妊娠出来るのは奇跡に近いのです。高齢出産を良く理解し赤ちゃんを救ってあげましょう。
高齢出産では生殖機能が老朽化し妊娠が難しいと言い続けていますが高齢出産に多く見られる流産として子宮外妊娠があげられます。
子宮外妊娠が流産??と思われる方は多いかと思いますが子宮外妊娠とは受精卵が子宮内膜以外に着床するケースで妊娠7週から8週で流産となります。
子宮外妊娠の原因としては受精卵の異常、受精卵を送り届ける機能が低下もしくわ弱いということがあげられます。高齢出産者は卵子の老朽化により子宮外妊娠が多いのも現状です。子宮外妊娠初期では妊娠検査薬も陽性を示しますしつわりも起こるので気付きにくいですが産婦人科で受診すればすぐに分かる事実です。気が付かず卵管が破裂する場合もありますので妊娠に気付いた初期の段階でしっかり産婦人科で受診を受けましょう。ほおって置くことはしないで下さい。状態によっては次回の妊娠が難しくなる事もありえますので。
高齢出産者ばかりでは有りませんが胎盤の元になるじゅう毛がぶどうの房のように異常繁殖した状態で胎児がちゃんと成長できず流産となる胞状(ほうじょう)奇胎と言う流産もあります。
高齢出産の様に生殖器が老朽化した体では生殖器が正常な機能を果たす事は稀です。一概に体の老朽化だけが理由とは言えませんが原因の一つであることは気持ちの中にしまっておきましょう。
感染流産とは感染を伴った流産をいいます。
これは流産中に子宮内で細菌などにより感染がおこった状態であり、発熱や痛み子宮腔よりの膿性分泌物の分泌物が流れ出るなどの症状が見られます。
高齢出産になると細菌などからの感染免疫も低下してくるので感染流産を併発しやすくなるようです。流産とは本当に耐え難い出来事ですがお母さんが元気であればまた赤ちゃんにめぐり合えるチャンスは山ほどあるのですから気をしっかり持って体を大切にしましょう。
高齢出産では悲しい事で流産を繰り返す事が多くあります。
流産を連続して2回繰り返す事を反復流産と言います。原因はやはり生殖器の老朽による染色体の異常とされています。2回流産を経験すると次回の妊娠は約半分の確率でまた流産になると言われています。
高齢出産の方は辛い経験を受け精神的に辛くなり子作りなんて止め様と考える方も居るかもしれません。しかし流産すると言う事は一様は妊娠すると言う事です。頑張りましょう。お母さんの頑張りにいつか赤ちゃんも答えてくれる日が来ます。産婦人科の先生と良く相談し気持ちを強く持ちましょう。それでもまた流産したら次は絶対産んであげるからねって赤ちゃんと約束しましょう。赤ちゃんは絶対お母さんの所に戻って来てくれるはずです。
流産を3回以上繰り返す事を習慣流産(不育症)といい原因は様々で究明が必要になります。
高齢出産の場合流産の殆どが女性の生殖器の老化が原因と言われますがそれだけではなく習慣流産の原因の一つに夫婦双方の染色体に異常があるとも考えられます。普通に生活している人の中にも調べてみると染色体に異常を持っている人が居るそうです。流産は悲しい現実です。あまり流産を繰り返すようであればお母さんの気持ちを楽にしてあげる意味も込め夫婦で検査を受けることも必要でしょう。一番怖いのは流産を繰り返すお母さんの精神状態です。お父さん優しく包んであげてくださいね。
高齢出産では本人が全く気が付かずそして何の後遺症も無いままに流産している科学的流産があります。
普通精子と卵子が一つになり受精卵になりますよね?その受精卵が子宮内に正常に着床をせず妊娠に至らないと言うケースを科学的流産といいます。お母さん本人は妊娠した事さえ気が付きません。
これも卵子の老化が原因とされ高齢出産の方には多く見られる流産ですが医学的には流産としては認められていないようです。お母さんの中でも実感が無いままの流産なのでストレスは殆ど感じないようです。しかし知った時はやはり気持ちが沈むものです。それを乗り越え同じ事を繰り返さないよう次回の妊娠に向け高齢出産ライフを計画しましょう。